2012年10月27日

ともに過ごした記憶は永遠に・・・

先日、懇意にしている知人のお母さんが亡くなった。

遠方と言う事もあって、葬儀はご無礼したが

ほんの気持ちだけだがお香典を包ませてもらった。


その知人がわざわざ香典返しを店まで持ってきてくれた。

通夜、告別式に参列できなかったことを詫びつつ冥福を祈る。


香典返しには海苔の詰め合わせのほかに”追悼のしおり”が添えられていた。



裏面には”ともに過ごした記憶は永遠に・・・”と記されている。

それはありきたりな会葬のお礼ではなかった。

88歳で生涯をとじた妻にご主人が優しく語りかけるような内容だった。



生前の妻の人となりを想い浮かべ

どこまでもやさしくその労をねぎらっているのだ。

そしてともに過ごした数十年を振り返り

ただただ感謝あるのみ ありがとう の言葉で結ばれている。

知人のお人柄にもこの素敵なご両親のDNAがちゃんと刻み込まれている。


ボクもアチラへ旅立つ時には

「ありがとう」の言葉で逝く背中を見送られたい・・・

などと思っているが

きっと「バカだ!タワケだ!ボケナスだ!」なんて言葉で送られるのだろうなー(>_<)  


Posted by 周ちゃん at 14:12Comments(0)