2011年06月30日
仕方がない!
お中元を持って湖西の実家へアポなし訪問したのが午前11時。
しかし玄関は施錠され、人の気配すらない。
猛暑の中、車どころか自転車さえ乗る事も出来ない老夫婦はどこへ行ったのだろう。
携帯を持ち歩かない高齢者はこう言う時困る。
暑中見舞いかたがた一緒に食事でもと思ったが仕方がない。
近くに住む友だちのセイちゃんに電話してみた。
彼も確か水曜休みだったはずだ。
「モシモシ誠ちゃん、どこにおる?」
「ウチにいるよ。」
「どっかランチに行こうよ!」
「こう暑くちゃ出たくないし、それにもう飲んどるしね!」
仕方がない。
「近くにいるからマルシェでなんか買って持ってくわ!」
「いいねー、タコのサシミ忘れんでよ!」
平日のお昼前、カゴを片手にマルシェの惣菜コーナーをうろつく僕は異様だったかも知れない。
タコのサシミのほかに焼き鳥や揚げ物、サラダなどをカゴに放り込む。
その時カゴがほかのお客さんに当たってしまった。
「あっ!ごめんなさい!」謝りつつ振り返ると
ナント おふくろだった!
「なんだん!」 他に言いようがありそうなものだが
ふたり同時に口から出た言葉はこれだった。
体調のすぐれないオヤジは今朝、浜名病院にまた入院した。
おふくろは自分のお昼ご飯を買って家に帰るところだった。
一緒に食事したかったがセイちゃんとの約束があるし、仕方がない。
僕は訳を話し、おふくろを家まで送った。
「後でお見舞いに行ってそれから帰るよ。」
誠ちゃんちでダラダラと2時間ほど過ごし、浜名病院へむかった。
受付で面会の旨伝えると
「透析中なので4時ごろまで面会できません」
白衣はとても似合うのに冷たいでいかんわ!
仕方がない!
オヤジの体調回復を祈りつつ帰路に就いたが
仕方がないことが多かった一日だった。
しかし玄関は施錠され、人の気配すらない。
猛暑の中、車どころか自転車さえ乗る事も出来ない老夫婦はどこへ行ったのだろう。
携帯を持ち歩かない高齢者はこう言う時困る。
暑中見舞いかたがた一緒に食事でもと思ったが仕方がない。
近くに住む友だちのセイちゃんに電話してみた。
彼も確か水曜休みだったはずだ。
「モシモシ誠ちゃん、どこにおる?」
「ウチにいるよ。」
「どっかランチに行こうよ!」
「こう暑くちゃ出たくないし、それにもう飲んどるしね!」
仕方がない。
「近くにいるからマルシェでなんか買って持ってくわ!」
「いいねー、タコのサシミ忘れんでよ!」
平日のお昼前、カゴを片手にマルシェの惣菜コーナーをうろつく僕は異様だったかも知れない。
タコのサシミのほかに焼き鳥や揚げ物、サラダなどをカゴに放り込む。
その時カゴがほかのお客さんに当たってしまった。
「あっ!ごめんなさい!」謝りつつ振り返ると
ナント おふくろだった!
「なんだん!」 他に言いようがありそうなものだが
ふたり同時に口から出た言葉はこれだった。
体調のすぐれないオヤジは今朝、浜名病院にまた入院した。
おふくろは自分のお昼ご飯を買って家に帰るところだった。
一緒に食事したかったがセイちゃんとの約束があるし、仕方がない。
僕は訳を話し、おふくろを家まで送った。
「後でお見舞いに行ってそれから帰るよ。」
誠ちゃんちでダラダラと2時間ほど過ごし、浜名病院へむかった。
受付で面会の旨伝えると
「透析中なので4時ごろまで面会できません」
白衣はとても似合うのに冷たいでいかんわ!
仕方がない!
オヤジの体調回復を祈りつつ帰路に就いたが
仕方がないことが多かった一日だった。
Posted by 周ちゃん at
14:29
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2011年06月28日
こういうのも人生だね!
先週末、友人の息子さんが結婚式を挙げた。
25歳と30歳 姉さん女房だ。
ご両人の切なる希望で
6月に(ジュンブライト)沖縄で(思い出の地らしい)華燭の宴を挙げたのだ。
おめでたいことでご両家にとっても素敵な結婚式になるはずだった。
しかし神様は存外冷たいのだ。
26日の挙式の為に滞在した4日間
無情にも台風の影響で風雨から逃れる事ができなかったのだ。
もちろんこんなことでご両人の愛も
そしてご両家の絆も水に流されることなどあろうはずもない。

こんな景色だったらそりゃよかっただろう。
しかし現実は、いや、過去も未来も変える事などできやしないのだ。
むしろ忘れられない思い出のひとつに数えられるはずだ。
スーツケースとフォーマルバッグも
そんな思い出のひとつになってくれたなら
こんなうれしいことはないのだ。
同じ年頃の我が家の長男、次男には
女性の影さえも見えやしないが・・・
25歳と30歳 姉さん女房だ。
ご両人の切なる希望で
6月に(ジュンブライト)沖縄で(思い出の地らしい)華燭の宴を挙げたのだ。
おめでたいことでご両家にとっても素敵な結婚式になるはずだった。
しかし神様は存外冷たいのだ。
26日の挙式の為に滞在した4日間
無情にも台風の影響で風雨から逃れる事ができなかったのだ。
もちろんこんなことでご両人の愛も
そしてご両家の絆も水に流されることなどあろうはずもない。

こんな景色だったらそりゃよかっただろう。
しかし現実は、いや、過去も未来も変える事などできやしないのだ。
むしろ忘れられない思い出のひとつに数えられるはずだ。
スーツケースとフォーマルバッグも
そんな思い出のひとつになってくれたなら
こんなうれしいことはないのだ。
同じ年頃の我が家の長男、次男には
女性の影さえも見えやしないが・・・
Posted by 周ちゃん at
15:57
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2011年06月25日
宣伝隊長のお役は全うできたのか!?
宣伝隊長のお人柄がよかったのか
出店頂いたテナントさんたちの日頃の行いがよかったのか
今回のマルシェは好天に恵まれた。
恵まれたどころか暑すぎるぐらいだ。
過去2回のイベントは雨に祟られイマイチ盛り上がりに欠けたが
今回は参加者の熱気も加わりさらにヒートアップしそうだ。

妻もスタッフの一員となり五平餅を焼きつつ販売もしていた。
脅されて1枚買ったが
どっちが五平餅でどっちが妻か一瞬ためらった。(バシッ!)
他にもだんごや新鮮野菜、スウィーツなどの食品や
アクセサリーやハンドメイド小物などの雑貨など
へたしたら買い物客よりもスタッフの方が多いんじゃないか

いやいやいや、そんなことはございません!
この1週間僕は宣伝隊長として走行距離
軽く10㌔は走りまわったのです。って少なっ!
時には値切ったりなんかしつつ
お店の人とお客さんが言葉を交わしながら買い物を楽しむ・・・
商店街ならではの交流じゃないだろうか!
心温まるおだやかなマチナカになって欲しいと
妻を食べながら、違った五平餅を食べながらそう思った。
出店頂いたテナントさんたちの日頃の行いがよかったのか
今回のマルシェは好天に恵まれた。
恵まれたどころか暑すぎるぐらいだ。
過去2回のイベントは雨に祟られイマイチ盛り上がりに欠けたが
今回は参加者の熱気も加わりさらにヒートアップしそうだ。
妻もスタッフの一員となり五平餅を焼きつつ販売もしていた。
脅されて1枚買ったが
どっちが五平餅でどっちが妻か一瞬ためらった。(バシッ!)
他にもだんごや新鮮野菜、スウィーツなどの食品や
アクセサリーやハンドメイド小物などの雑貨など
へたしたら買い物客よりもスタッフの方が多いんじゃないか
いやいやいや、そんなことはございません!
この1週間僕は宣伝隊長として走行距離
軽く10㌔は走りまわったのです。って少なっ!
時には値切ったりなんかしつつ
お店の人とお客さんが言葉を交わしながら買い物を楽しむ・・・
商店街ならではの交流じゃないだろうか!
心温まるおだやかなマチナカになって欲しいと
妻を食べながら、違った五平餅を食べながらそう思った。
Posted by 周ちゃん at
13:27
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2011年06月23日
スモーク・オン・ザ・ウォーター!
僕には感受性というものがほとんどない。
感受性はないのだが影響は受けやすい。
困った性格なのだ。
今もムショーにディープパープルのスモークオンザウオーターが聴きたくなった。
なんでディープパープルなの?
なんでスモークオンザウオークなの?
とお思いの方も大勢いらっしゃることでしょう。
大勢ったってこのブログにアクセスする人は多くて50人でしょ!
そのうち目を通してくれる人は10人もいないでしょ!
さらにディープパープルもスモーク・・・も知ってる人となるとひとりいればいい方じゃない?!
おそらくそのとおりだろう。
でもそのたった一人の方の為にお答えしましょう。
それはこの本を読み終えたから

平穏な生活をおくっていた主婦3人組がひょんなことからバンドを組んで
あるステージでこの名曲「スモーク・・・」を演奏することになるのだ。
僕も若かりし頃必死で練習した。
もちろんイントロだけだけど・・・
40を過ぎた主婦3人は旦那や子供に気を使いつつ練習に励む。
家庭や職場を切り盛りしつつ練習に励む。
失敗や挫折の繰り返しだ。
それでもバンドが生きがいになってゆく。
ラストシーンには思わず僕も涙した。
その夜、エレキギターが欲しいと少し思った。
感受性はないのだが影響は受けやすい。
困った性格なのだ。
今もムショーにディープパープルのスモークオンザウオーターが聴きたくなった。
なんでディープパープルなの?
なんでスモークオンザウオークなの?
とお思いの方も大勢いらっしゃることでしょう。
大勢ったってこのブログにアクセスする人は多くて50人でしょ!
そのうち目を通してくれる人は10人もいないでしょ!
さらにディープパープルもスモーク・・・も知ってる人となるとひとりいればいい方じゃない?!
おそらくそのとおりだろう。
でもそのたった一人の方の為にお答えしましょう。
それはこの本を読み終えたから
平穏な生活をおくっていた主婦3人組がひょんなことからバンドを組んで
あるステージでこの名曲「スモーク・・・」を演奏することになるのだ。
僕も若かりし頃必死で練習した。
もちろんイントロだけだけど・・・
40を過ぎた主婦3人は旦那や子供に気を使いつつ練習に励む。
家庭や職場を切り盛りしつつ練習に励む。
失敗や挫折の繰り返しだ。
それでもバンドが生きがいになってゆく。
ラストシーンには思わず僕も涙した。
その夜、エレキギターが欲しいと少し思った。
Posted by 周ちゃん at
17:38
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2011年06月21日
田原まで出掛けたワケとは・・・
ショッピングセンターにテナントとして出店した事のある人や
そこで働いた事のある人にはわかると思いますが
両替に行ったり、売上を入れ、夜間金庫などに投入する際
いわゆる銀行バッグなるものを使うんであります。

およそ2か月前、田原にある某ショッピングセンターの総務課長さんが来店し
この銀行バッグを150個作って欲しいと懇願されたのです。
いや、まっ、懇願と言うほどでもないんですけどね、ほんとは・・・
それでも過去に依頼していた職人さんは廃業していたし
数もそこそこ必要なので途方に暮れていたようなんです。
いや、まっ、途方に暮れて まで切羽詰まってはいなかったんですけどね、ほんとは・・・
5年前から2年間ウチも出店していた関係で大門屋を思い出してくれたようです。
いずれにしろ頼まれたらイヤとは言えない生まれついての江戸っ子気質の僕は
(オイ!誰が江戸っ子やねん!とかは置いといて)
「わかりやした。命をかけてもキッチリつくりやしょう!」
(江戸っ子になってるがな)
そして2か月の間、思考錯誤を繰り返し
依頼された数が理想に近い形で出来上がったので
今日そのショッピングセンターまで納品に行って来たのです。
言っときますけど作ったのは
あくまでもウチと取引してる職人さんで僕ではありません。
折角田原まで出掛けたのでもちろん
柴田屋酒店さんへ寄った事も言うまでもありません。
ぴーちゃんご夫婦おすすめの焼酎を購入し田原をあとにしたんであります。
今夜は田原での2年間を思い出しながらひとりで(笑)一杯やるかやー!
ちょっぴりほろ苦い味がするかもしれねえなぁ!
そこで働いた事のある人にはわかると思いますが
両替に行ったり、売上を入れ、夜間金庫などに投入する際
いわゆる銀行バッグなるものを使うんであります。
およそ2か月前、田原にある某ショッピングセンターの総務課長さんが来店し
この銀行バッグを150個作って欲しいと懇願されたのです。
いや、まっ、懇願と言うほどでもないんですけどね、ほんとは・・・
それでも過去に依頼していた職人さんは廃業していたし
数もそこそこ必要なので途方に暮れていたようなんです。
いや、まっ、途方に暮れて まで切羽詰まってはいなかったんですけどね、ほんとは・・・
5年前から2年間ウチも出店していた関係で大門屋を思い出してくれたようです。
いずれにしろ頼まれたらイヤとは言えない生まれついての江戸っ子気質の僕は
(オイ!誰が江戸っ子やねん!とかは置いといて)
「わかりやした。命をかけてもキッチリつくりやしょう!」
(江戸っ子になってるがな)
そして2か月の間、思考錯誤を繰り返し
依頼された数が理想に近い形で出来上がったので
今日そのショッピングセンターまで納品に行って来たのです。
言っときますけど作ったのは
あくまでもウチと取引してる職人さんで僕ではありません。
折角田原まで出掛けたのでもちろん
柴田屋酒店さんへ寄った事も言うまでもありません。
ぴーちゃんご夫婦おすすめの焼酎を購入し田原をあとにしたんであります。
今夜は田原での2年間を思い出しながらひとりで(笑)一杯やるかやー!
ちょっぴりほろ苦い味がするかもしれねえなぁ!
Posted by 周ちゃん at
17:47
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2011年06月20日
震災の影響はこんな所にも・・・
開発ビル前で起きた傷害致死事件の報道を受けて
友人、知人から電話やメールがいくつかあった。
ほとんどがコトの真相を知りたがる内容だったが
「周ちゃん生きとるかん?」なんてのもあった。
そんな中のひとりYちゃんは「周ちゃん大丈夫?」
涙声でさえあった。
いやー、そこまで僕の事を心配してくてたのかー
と思ったが そうじゃなかった。
昨日は震災後ちょうど100日の節目の日だった。
Yちゃんのご主人はゴールデンウィークの長期休暇を利用して
仲間数人と被災地へボランティアとして赴いていたようだ。
ガレキを撤去したり、避難場所を駆け回ったり
凄惨な現場を目の当たりにしてガクゼンとしたものの
復興へのお手伝いに、初めのうちは情熱を燃やしていた。
しかし活動を重ねることで
亡くなられた方やその遺族の方たちとの接触も避けられない。
Yちゃんの声はさらに細く、弱弱しくなってゆく。
1週間後帰宅したご主人は疲れ切っていた。
そして日を追うごとに虚脱してて行く。
PTSDと診断され療養を余儀なくされたのだ。
困ってる人を助けたいと望んで被災地へ向かったが
この大震災は遠く離れた小さな街の
片隅でつつましやかに暮らす人の心にも深い傷を負わせたのだ。
Yちゃんの小さな声に耳を傾けながらも
慰めの言葉も、励ましの言葉も発せられない僕は
ご主人の一日も早い回復を祈る事しかできなかった。
友人、知人から電話やメールがいくつかあった。
ほとんどがコトの真相を知りたがる内容だったが
「周ちゃん生きとるかん?」なんてのもあった。
そんな中のひとりYちゃんは「周ちゃん大丈夫?」
涙声でさえあった。
いやー、そこまで僕の事を心配してくてたのかー
と思ったが そうじゃなかった。
昨日は震災後ちょうど100日の節目の日だった。
Yちゃんのご主人はゴールデンウィークの長期休暇を利用して
仲間数人と被災地へボランティアとして赴いていたようだ。
ガレキを撤去したり、避難場所を駆け回ったり
凄惨な現場を目の当たりにしてガクゼンとしたものの
復興へのお手伝いに、初めのうちは情熱を燃やしていた。
しかし活動を重ねることで
亡くなられた方やその遺族の方たちとの接触も避けられない。
Yちゃんの声はさらに細く、弱弱しくなってゆく。
1週間後帰宅したご主人は疲れ切っていた。
そして日を追うごとに虚脱してて行く。
PTSDと診断され療養を余儀なくされたのだ。
困ってる人を助けたいと望んで被災地へ向かったが
この大震災は遠く離れた小さな街の
片隅でつつましやかに暮らす人の心にも深い傷を負わせたのだ。
Yちゃんの小さな声に耳を傾けながらも
慰めの言葉も、励ましの言葉も発せられない僕は
ご主人の一日も早い回復を祈る事しかできなかった。
Posted by 周ちゃん at
15:58
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2011年06月19日
心の隙間を埋めてあげるわ!
ビール好きであり、かばん屋でもある僕は躊躇うことなく購入した。

ビアボーイはビール会社の熱血営業マンの話で
筆者はサントリーに18年務め、その内の営業時代の体験がベースになっている。
筋が通らず小狡しい上司とやりあい
中国地方の片田舎の営業所に飛ばされた若き主人公が
地元の卸しや小売店さんや業務店さんとの葛藤の中で
ライバル会社と火花を散らしつつ営業マンとして成長していく姿を描いたものだ。
メーカーと卸、小売店、そして業務店との関係などが分りおもしろかった。
日頃何気なく飲んでいるビールの泡の中には
作り手と売り手の思惑がホップとともに混ざっているのかもしれない。
かばん屋の相続は銀行員から見た零細企業の浮き沈みを描いた話で
筆者は元銀行員で京都の一澤帆布の相続争いに着想を得た小説だ。
わが社には相続するような財産などかけらもないが
小売店と消費者、小売店と問屋、小売店と銀行など
それぞれの間に行きかう人間の心根の様子がリアルで
この小説もとてもおもしろかった。
蓄積されるストレスの発散と、心の隙間をそっと埋めてくれる読書は
僕の大切な趣味のひとつになっている今日この頃なのだ。
ビアボーイはビール会社の熱血営業マンの話で
筆者はサントリーに18年務め、その内の営業時代の体験がベースになっている。
筋が通らず小狡しい上司とやりあい
中国地方の片田舎の営業所に飛ばされた若き主人公が
地元の卸しや小売店さんや業務店さんとの葛藤の中で
ライバル会社と火花を散らしつつ営業マンとして成長していく姿を描いたものだ。
メーカーと卸、小売店、そして業務店との関係などが分りおもしろかった。
日頃何気なく飲んでいるビールの泡の中には
作り手と売り手の思惑がホップとともに混ざっているのかもしれない。
かばん屋の相続は銀行員から見た零細企業の浮き沈みを描いた話で
筆者は元銀行員で京都の一澤帆布の相続争いに着想を得た小説だ。
わが社には相続するような財産などかけらもないが
小売店と消費者、小売店と問屋、小売店と銀行など
それぞれの間に行きかう人間の心根の様子がリアルで
この小説もとてもおもしろかった。
蓄積されるストレスの発散と、心の隙間をそっと埋めてくれる読書は
僕の大切な趣味のひとつになっている今日この頃なのだ。
Posted by 周ちゃん at
16:38
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2011年06月18日
殺人事件発生!
豊橋の駅前大通歩道で流血の男性意識不明
18日午前5時25分ごろ、愛知県豊橋市駅前大通2丁目の歩道で、男性が頭から
血を流し倒れているのを通行人が見つけ、豊橋署に通報した。男性は病院に運ばれ意識
不明の重体。
豊橋署は傷害事件として捜査。顔は激しく腫れており、殴られ倒れた際に頭を強打し
たとみられる。男性は20代、短い茶髪で茶色のシャツに黒ズボン姿。周辺には数メー
トルにわたって血痕があった。

18日午前5時25分ごろ、愛知県豊橋市駅前大通2丁目の歩道で、男性が頭から
血を流し倒れているのを通行人が見つけ、豊橋署に通報した。男性は病院に運ばれ意識
不明の重体。
豊橋署は傷害事件として捜査。顔は激しく腫れており、殴られ倒れた際に頭を強打し
たとみられる。男性は20代、短い茶髪で茶色のシャツに黒ズボン姿。周辺には数メー
トルにわたって血痕があった。
Posted by 周ちゃん at
13:32
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2011年06月14日
宣伝隊長!?
花園の自宅で昼食を終えたあと
何気に店の机の上に置いてあった東日新聞に目を通す。
「豊橋公園のトイレに女性の死体が・・・」
独り言のように声に出して読んでいると
傍らにいた妻が
「時々豊橋公園歩いとるらしいけどアンタじゃないかん?」
「君は僕が犯人だって言うのかい!?
自殺の可能性もあると新聞にはかいてあるんだぜ!」
などとツッコミを入れる訳などなく
「年齢は50歳から70歳かあ・・・」
と続けて独り言のように読み進めると
「50から70なんて幅ありすぎだらー」
妻が言葉をかぶせてくる。
「君は体の幅がありすぎだけどね」
僕は言った。もちろん口パクで・・・
成り立たない会話にもおかまいなしに
パセオに向かう僕の背中に妻は言葉を投げかける
「アンタを花園マルシェ宣伝隊長に任命したで!」
「そういうのは医者から止められてるからヤメテほしいんだ!」
振り返りもせず自転車に乗ろうとした時
任命が冗談ではないことを知った。

食事中に何食わぬ顔して取り付けていたのだ。
今日から僕は「花園マルシェ宣伝隊長」として
街なかを颯爽と走り抜けるのだ!
何気に店の机の上に置いてあった東日新聞に目を通す。
「豊橋公園のトイレに女性の死体が・・・」
独り言のように声に出して読んでいると
傍らにいた妻が
「時々豊橋公園歩いとるらしいけどアンタじゃないかん?」
「君は僕が犯人だって言うのかい!?
自殺の可能性もあると新聞にはかいてあるんだぜ!」
などとツッコミを入れる訳などなく
「年齢は50歳から70歳かあ・・・」
と続けて独り言のように読み進めると
「50から70なんて幅ありすぎだらー」
妻が言葉をかぶせてくる。
「君は体の幅がありすぎだけどね」
僕は言った。もちろん口パクで・・・
成り立たない会話にもおかまいなしに
パセオに向かう僕の背中に妻は言葉を投げかける
「アンタを花園マルシェ宣伝隊長に任命したで!」
「そういうのは医者から止められてるからヤメテほしいんだ!」
振り返りもせず自転車に乗ろうとした時
任命が冗談ではないことを知った。
食事中に何食わぬ顔して取り付けていたのだ。
今日から僕は「花園マルシェ宣伝隊長」として
街なかを颯爽と走り抜けるのだ!
Posted by 周ちゃん at
16:38
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2011年06月14日
祇園祭は近づいているのだ!
僕は毎朝、違った 週に4日、それも違う
気が向いた時、豊川沿いを歩いているが
今年もこんな光景を目にするようになった。

豊川下地側のとよばし寄りに車の入れないスペースが少しあるのだが
6月に入るとそこがガムテープやビニールテープなどで
スペースを確保するかのように
アスファルトの路面が四角く区切られていくのだ。
おそらく祇園の花火を見るための場所取りだと思うのだが
祭り当日までの間にテープは何度もはがれてはまた張られ
名前らしき文字は何度も消えてはまた記される。
どういう人たちが、どういうルールでこの仕組みは決められているのだろうなどと
ガムテープやビニールテープを ひょい と跨ぐたび
そんな疑問がふと頭をよぎるが
とよばしを渡るときにはもう風下へ流れ去っている。
7月に入れば反対側の遊歩道も桟敷用の席が組まれ
僕の歩くコースは無くなってしまうのだ。
気が向いた時、豊川沿いを歩いているが
今年もこんな光景を目にするようになった。
豊川下地側のとよばし寄りに車の入れないスペースが少しあるのだが
6月に入るとそこがガムテープやビニールテープなどで
スペースを確保するかのように
アスファルトの路面が四角く区切られていくのだ。
おそらく祇園の花火を見るための場所取りだと思うのだが
祭り当日までの間にテープは何度もはがれてはまた張られ
名前らしき文字は何度も消えてはまた記される。
どういう人たちが、どういうルールでこの仕組みは決められているのだろうなどと
ガムテープやビニールテープを ひょい と跨ぐたび
そんな疑問がふと頭をよぎるが
とよばしを渡るときにはもう風下へ流れ去っている。
7月に入れば反対側の遊歩道も桟敷用の席が組まれ
僕の歩くコースは無くなってしまうのだ。
Posted by 周ちゃん at
14:53
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2011年06月11日
電磁波・・・?
週末なのに生憎の空模様。
今日も多くを望まず店をオープンさせる。
と 開店早々 年配の女性のお客様が。
少し香水の匂いが僕にはきつかったが
普通に接客しハンドバッグをひとつ購入頂いた。
「ありがとうございました」と言いつつ商品とお釣りを渡す時
その女性は僕に向かってささやくようにこう言った。
「あなた、体から電磁波が出てるわね。それも大量に。」
当然僕のリアクションは
「は?デ、デンジハ ですか?」
「ワタシ電磁波を感じると耳がピリピリするのよ」
「ミ、ミミガ ピリピリ ですか?」
「そんなに強い電磁波じゃないから別にいいですけどネ。」
そう言いながら店を後にしたが
僕は「う~む!」と頭をかしげながら
半袖から露出している右腕を耳に近付けてみた。
するとホントにピリピリってする訳などないんであります・・・
でも自分だけが気が付いてないだけで
電磁波出しまくってるかも知れんやー(>_<)
今日も多くを望まず店をオープンさせる。
と 開店早々 年配の女性のお客様が。
少し香水の匂いが僕にはきつかったが
普通に接客しハンドバッグをひとつ購入頂いた。
「ありがとうございました」と言いつつ商品とお釣りを渡す時
その女性は僕に向かってささやくようにこう言った。
「あなた、体から電磁波が出てるわね。それも大量に。」
当然僕のリアクションは
「は?デ、デンジハ ですか?」
「ワタシ電磁波を感じると耳がピリピリするのよ」
「ミ、ミミガ ピリピリ ですか?」
「そんなに強い電磁波じゃないから別にいいですけどネ。」
そう言いながら店を後にしたが
僕は「う~む!」と頭をかしげながら
半袖から露出している右腕を耳に近付けてみた。
するとホントにピリピリってする訳などないんであります・・・
でも自分だけが気が付いてないだけで
電磁波出しまくってるかも知れんやー(>_<)
Posted by 周ちゃん at
11:34
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2011年06月10日
初めての・・・
梅雨の中休みとなった水曜日、降らず、照らず、吹かず
3拍子揃った絶好のゴルフ日和となった。
かねてから町内会の副会長さんと計画を立てていたのだが
その日がやっと訪れたのだ。
1週間前、居酒屋「善善」(よしき)で顔合わせをしたとは言え
初めての人達とのラウンドは新鮮だ。
そして初めてプレイするゴルフ場も新鮮だ。

しかもメンバーである哲さんのバースデイサービスクーポン利用で
キャディーさん付き、天ぷら定食付き、1ドリンク付きで11,000円だったことも魅力的だった。
スコアは恥ずかしくてとても大きな声では言えないが
初めて回るコースにしては満足のいくものであった。
副会長さんは少し調子が悪く、スコア的には納得のいくものではなかったと思うが
彼はまったくふてくされるでもなく、いい訳をするでもなく
そのプレイぶりはニッカボッカがとてもよく似合う紳士そのものであった。
もちろん哲さんもメンバーに恥じないスコットランドの紳士そのものであった。
思いのほかスコアが良かったことや
ニアピン賞を三つも獲れたことは
もちろんその日のゴルフをとても楽しいものにしてはくれたが
キャディさんを含め共にラウンドした3人の立ち居振る舞いもとてもココチ良いものであった。
帰る道すがら最高級国産車の後部座席に身を沈め
初夏を思わせる陽光がキラキラと照り返す浜名湖の水面を見詰めながら
是非また一緒にこの人たちとゴルフをしたいと願わずにはいられなかった。
3拍子揃った絶好のゴルフ日和となった。
かねてから町内会の副会長さんと計画を立てていたのだが
その日がやっと訪れたのだ。
1週間前、居酒屋「善善」(よしき)で顔合わせをしたとは言え
初めての人達とのラウンドは新鮮だ。
そして初めてプレイするゴルフ場も新鮮だ。
しかもメンバーである哲さんのバースデイサービスクーポン利用で
キャディーさん付き、天ぷら定食付き、1ドリンク付きで11,000円だったことも魅力的だった。
スコアは恥ずかしくてとても大きな声では言えないが
初めて回るコースにしては満足のいくものであった。
副会長さんは少し調子が悪く、スコア的には納得のいくものではなかったと思うが
彼はまったくふてくされるでもなく、いい訳をするでもなく
そのプレイぶりはニッカボッカがとてもよく似合う紳士そのものであった。
もちろん哲さんもメンバーに恥じないスコットランドの紳士そのものであった。
思いのほかスコアが良かったことや
ニアピン賞を三つも獲れたことは
もちろんその日のゴルフをとても楽しいものにしてはくれたが
キャディさんを含め共にラウンドした3人の立ち居振る舞いもとてもココチ良いものであった。
帰る道すがら最高級国産車の後部座席に身を沈め
初夏を思わせる陽光がキラキラと照り返す浜名湖の水面を見詰めながら
是非また一緒にこの人たちとゴルフをしたいと願わずにはいられなかった。
Posted by 周ちゃん at
14:22
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2011年06月03日
次男のリベンジ!
昼食を食べに家に戻ると
またしても次男が右手に持った包丁を振り回していた。
そっと近付いて見てみると今度こそクロダイだった。

昨夜、会社の同僚と浜名湖へ行ったようだ。
前回釣れなかったのはパートナーが悪かったのかも知れない。
パートナー 誰やねん!
君しかおらんがな!
ショボン!
サシミで食べたかったが少し磯の香りが強いので塩焼きにするという。

ホクホク、アツアツで極上のおかずになった。
僕もリベンジを心に固く誓ったのだ!
またしても次男が右手に持った包丁を振り回していた。
そっと近付いて見てみると今度こそクロダイだった。
昨夜、会社の同僚と浜名湖へ行ったようだ。
前回釣れなかったのはパートナーが悪かったのかも知れない。
パートナー 誰やねん!
君しかおらんがな!
ショボン!
サシミで食べたかったが少し磯の香りが強いので塩焼きにするという。
ホクホク、アツアツで極上のおかずになった。
僕もリベンジを心に固く誓ったのだ!
Posted by 周ちゃん at
13:59
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2011年06月02日
親友A氏の栄転!
梅雨入りしたと分ってはいても
雨の日が続くと気分もさすがに晴れません。
そんな憂鬱な気持ちのまま今朝も中日新聞に目を通します。
もちろん三面記事から順番に・・・
内閣不信任案提出にやりきれない憤りを感じ
生活ヒヤリ劇場で思わず吹き出し
年金の話で頭は混乱するのです。
タイガースの不甲斐なさに落胆し
大菅小百合の引退にちょっぴり涙するのです。
そして東三河版へと紙面を進めた時視線が止まったのです。
6月1日付蒲郡信用金庫人事異動と書かれた
それはそれは小さな活字の中に見覚えのある名前が・・・
同級生でもあり友だちでもあるA氏が
某支店の支店長に昇格しているではありませんか。
うどん屋を経営するK氏とともに
友だちの中では出世頭の双璧と言ってもいいでしょう。
会社内における立場も、地域社会における役割も
おそらく今まで以上に大きくなることでしょう。
そして彼の双肩にかかる責任は益々大きくなるに違いありません。
しかし学生時代から続けている山歩きで鍛えた心身をもってすれば
それらの全てをきっと撥ねのけてしまえることでしょう。
僕は手書きのメッセージをしたためたハガキを
丸栄の前にたたずむポストにそっと投函したのです。
雨の日が続くと気分もさすがに晴れません。
そんな憂鬱な気持ちのまま今朝も中日新聞に目を通します。
もちろん三面記事から順番に・・・
内閣不信任案提出にやりきれない憤りを感じ
生活ヒヤリ劇場で思わず吹き出し
年金の話で頭は混乱するのです。
タイガースの不甲斐なさに落胆し
大菅小百合の引退にちょっぴり涙するのです。
そして東三河版へと紙面を進めた時視線が止まったのです。
6月1日付蒲郡信用金庫人事異動と書かれた
それはそれは小さな活字の中に見覚えのある名前が・・・
同級生でもあり友だちでもあるA氏が
某支店の支店長に昇格しているではありませんか。
うどん屋を経営するK氏とともに
友だちの中では出世頭の双璧と言ってもいいでしょう。
会社内における立場も、地域社会における役割も
おそらく今まで以上に大きくなることでしょう。
そして彼の双肩にかかる責任は益々大きくなるに違いありません。
しかし学生時代から続けている山歩きで鍛えた心身をもってすれば
それらの全てをきっと撥ねのけてしまえることでしょう。
僕は手書きのメッセージをしたためたハガキを
丸栄の前にたたずむポストにそっと投函したのです。
Posted by 周ちゃん at
18:02
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