2012年10月20日
2012年10月20日
おふくろと造パラ!
実家のおふくろがふらりとやって来た。
親父が亡くなって3ヵ月、やっと少し落ち着いてきたようだ。
「家におってもつまらんけぇアンタの顔見にきたんよ」
おふくろは77歳になり、ボクは54歳になる。
それでもおふくろの口調はボクが小学生だったころのままのようだ。
あたりまえだけどいくつになっても親子なのだ。
「豊橋はお祭りなんじゃねぇ、駅はすごい人じゃったけどここは静かじゃねぇ」
ほっといてくださいよ!
「造形パラダイス見に行くんが楽しみじゃったんよ」
昔を思い出すようにボソリとつぶやく。

ボクと弟はおやじとおふくろに手を引かれ豊橋公園に向かう。
新所原から豊橋まで、そして花で飾られた市電に乗り換えての移動は
田舎で暮らす子供たちにしてみれば一大スペクタルだった。
あの時の親父の手の温もりとおふくろの手の優しさは今でも忘れない。
弟がどうの、嫁がどうの、孫がどうの ひととおり愚痴をこぼして帰っていった。
見送るその小さな後ろ姿は何となく3ヵ月前よりフットワークが軽そうに見えた。
目の前を花電車がたくさんの人を乗せて走って行った。
親父が亡くなって3ヵ月、やっと少し落ち着いてきたようだ。
「家におってもつまらんけぇアンタの顔見にきたんよ」
おふくろは77歳になり、ボクは54歳になる。
それでもおふくろの口調はボクが小学生だったころのままのようだ。
あたりまえだけどいくつになっても親子なのだ。
「豊橋はお祭りなんじゃねぇ、駅はすごい人じゃったけどここは静かじゃねぇ」
ほっといてくださいよ!
「造形パラダイス見に行くんが楽しみじゃったんよ」
昔を思い出すようにボソリとつぶやく。

ボクと弟はおやじとおふくろに手を引かれ豊橋公園に向かう。
新所原から豊橋まで、そして花で飾られた市電に乗り換えての移動は
田舎で暮らす子供たちにしてみれば一大スペクタルだった。
あの時の親父の手の温もりとおふくろの手の優しさは今でも忘れない。
弟がどうの、嫁がどうの、孫がどうの ひととおり愚痴をこぼして帰っていった。
見送るその小さな後ろ姿は何となく3ヵ月前よりフットワークが軽そうに見えた。
目の前を花電車がたくさんの人を乗せて走って行った。
Posted by 周ちゃん at
14:20
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