2011年08月21日

スタッフ会議?

昭和33年生まれと言えば、今年52歳もしくは53歳の人がほとんどだろう。

そんな中年と呼ぶに最もふさわしい僕たちが

小学校を卒業したのは昭和46年の3月だった。

つまり今年でちょうど40周年を迎えるのだ。

当時クラス一、いや、学年一、(と言ってもひとクラスしかないので同じだが)

成績優秀、明朗快活、文武両道、しかも土地持ち

先生方からの信頼も厚く、そして裕次郎似のイケメンだったヒロちゃんは

この記念すべき年に何かをしないではいられない。

たった45人しかいない同級生のひとりが病気で亡くなったことも

彼の行動を駆り立てた要因のひとつかもしれない。

昨夜、選ばれし7人の幹事は某高級料亭に集い

卒業40周年メモリアル同窓会の実現に向け

綿密なスタッフ会議を秘密裏におこなったのだ。

おこなったのだが、いかんせん中年のおじさんとおばさんゆえ

携帯電話での情報交換操作もままならない。

「赤外線で行ったり来たりできるだらァ?。」

「その赤外線のやり方がわからんだわァ!」

「ほいじゃあ番号とメルアド言ってよ」

「プロフィールの出し方がわからんだわ」・・・

先が思いやられるのだ。

そのうち「生ビールおかわりー」とか「焼酎お湯割りにしてー」とか

綿密なスタッフ会議はいつのまにか

グダグダの井戸端会議と化してゆくのだ。



それでも何とか開催日時と場所と時間と

7人の役割分担を決めお開きとなったが

久し振りに会った同級生はたった7人でもそれはもうクラス会のようであった。

外は一大イベントへ思いをはせる熱き思いを鎮めるように

ココチヨイ雨がミストのように優しく降りそぼっていた。  


Posted by 周ちゃん at 15:25Comments(0)