2010年02月21日
やりきれない気持ち!
商品配達の為、赤岩方面にむかっていた時のことだ。
午前10時愛車セレナは多米街道を順調に走っていた。
「山小屋」の看板が見え、次の信号を左折すれば目指す配達先はすぐそこだ。
その信号の手前を走る車がみんな大きく右に蛇行し
まるで何か落下物でも避けるように進んで行く。
流れに従い僕もハンドルを右に切ろうとした その時!
確かに道路の左側に落下物はあった。
しかしそれはモノではなくヒトだった。
ナント人間が倒れていたのだ。
僕はすぐさまハザードランプを点滅させ
車から降りると倒れてる人に駆け寄った。
その人は結構年老いたおばあさんだった。
「おばあさん大丈夫かん、車にはねられたの?」
と問いかける僕にシッカリした口調で
「そこの牧野って言う歯医者へ行こうと思ったけんどつまづいて
転んじゃってのん!悪いけど起しとくれん!」
とにかく抱き起こし歩道へと退避させ安全を確保した。
そこへ身内と思われるオジサンが走り寄ってきて
「世話かけたのん。ちょっと目離したすきに出てっちゃって、後はウチでやるでのん」
そう言ってそのおばあさんの手を取り横断歩道を渡って行ったのだが
その間誰ひとり歩み寄る者はいなかった。
むしろ僕の止めた車のせいで渋滞したことに憤慨さえしてる人もいた。
僕は慌てて車を移動し配達先へむかったが
少しやりきれない気持ちになってしまった。
あのおばあさん歯の治療には行ったのだろうか。
午前10時愛車セレナは多米街道を順調に走っていた。
「山小屋」の看板が見え、次の信号を左折すれば目指す配達先はすぐそこだ。
その信号の手前を走る車がみんな大きく右に蛇行し
まるで何か落下物でも避けるように進んで行く。
流れに従い僕もハンドルを右に切ろうとした その時!
確かに道路の左側に落下物はあった。
しかしそれはモノではなくヒトだった。

ナント人間が倒れていたのだ。
僕はすぐさまハザードランプを点滅させ
車から降りると倒れてる人に駆け寄った。

その人は結構年老いたおばあさんだった。
「おばあさん大丈夫かん、車にはねられたの?」
と問いかける僕にシッカリした口調で
「そこの牧野って言う歯医者へ行こうと思ったけんどつまづいて
転んじゃってのん!悪いけど起しとくれん!」
とにかく抱き起こし歩道へと退避させ安全を確保した。
そこへ身内と思われるオジサンが走り寄ってきて
「世話かけたのん。ちょっと目離したすきに出てっちゃって、後はウチでやるでのん」
そう言ってそのおばあさんの手を取り横断歩道を渡って行ったのだが
その間誰ひとり歩み寄る者はいなかった。
むしろ僕の止めた車のせいで渋滞したことに憤慨さえしてる人もいた。
僕は慌てて車を移動し配達先へむかったが
少しやりきれない気持ちになってしまった。
あのおばあさん歯の治療には行ったのだろうか。
Posted by 周ちゃん at
14:44
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