2010年05月28日

透きとおるような白い月が空にあった!

名古屋市中区栄にある取引先の営業マンと3カ月ぶりに飲みに行った。

東海道筋を下って来て豊橋が最終だ。

パセオ閉店時間と同時に隣りの「コッコ亭」に行くと

無情にも「本日21:00まで貸切とさせて頂きます。」の張り紙が・・・

営業マンは「どこでもいいっすよ。」と言いつつも

目は「焼き鳥が食べたかったっす!」と訴えていた。

しかも営業用のキャリーバッグをコロコロ引いていて

心は「移動距離は極力控えたいっす!」と訴えていた。

頭の中にある駅から半径100㍍以内に位置する焼き鳥屋を何軒か思い浮かべ

さらに「次」に移動する場合のメリットを瞬時に計算しつつ

某焼き鳥屋へなだれ込んだ。

今日一日の疲れをビールの泡と一緒に流し込み



皮、ハツ、肝、ナンコツ、つくね、と平らげて行く。

うずら、ウインナー、たまねぎ、山芋などの揚げものも平らげて行く。



彼は4つ年下だが野球やゴルフなどスポーツ好きなところでウマが合い

こっそり抱えている秘密の存在が同じだったりと

本当なら利害関係などないもっと深い付き合いをしたい男なのだ。

場所を某スナックに変え、軽く流行りの歌など口ずさみ



肝心な商売の話はアッチの方に置いといて

中年男の友情話はうすら寒い5月の夜を超えて行く。

長久手まで帰る彼を見送りつつ夜空を仰ぐと

まるで透きとおるような白い月が静かに僕だけを照らしていた ような気がした。

  


Posted by 周ちゃん at 14:27Comments(8)