2010年10月24日

7人の侍!?

おだやかな中秋の夜、久し振りに気の合う仲間が某焼き鳥屋に集まった。

コトの発端はタケオの何気ないひとことだった。

週初めの月曜日、例のごとくアンデルセンでお茶しながら

双方の商いの今後の方向性と

クライマックスシリーズの今後の成り行きを思案しつつも

結論が出ないまま彼が別れ際に

「今度の土曜日にでも一杯どうですか?」

その言葉の裏側には

(酒でも飲まなきゃこんな世の中やってらんねぇぜ!)

的想いが垣間見えたような気がした。

どうせならご無沙汰してる友人も誘ってみるか

的軽いノリで声掛けをすると

アツミもヒロミチもセッセーもとっしーも

もちろんコンドーも二つ返事で集まってくれた。



唯一、幼馴染であるヨッチャンが

母親の不幸な出来事と重なり、参加を見合わせたコトは残念だったが

高校生からの同級生7人のボーイズ?トークはトドマルことなく続く。

生ビールのおかわりもトドマルことなく続く。



親離れして行く子供たちを憂い

家庭内での疎外感に孤独を味わい

社会での居場所の無さに思い悩みながらも

それらをビールの泡と共に飲み干しては

明日を照らす希望の光を探すのだ。

飲んで、食べて、しゃべくって、そして笑った同級生7人の赤ら顔には

街のネオンを浴びたからだけではない明るさに満ち満ちていた。

その明るさは家路へと急ぐ千鳥足の

その先をもかすかに照らしているようであった。

  


Posted by 周ちゃん at 15:49Comments(4)