2010年07月27日

「愛と誠」

今朝、新聞の片隅に「早乙女 愛」さんの訃報記事がひっそりと載っていた。

なぜその小さな記事に目が奪われたかというと

彼女と僕は共に1958年生まれの51歳!

同級生だったのだ。

と言っても同じクラスにはなったことはない。

ってオイ!同じクラスどころか学校も、ましてや出身地も身分もぜんぜんちゃうやんけ!

って 身分は関係ないやろ!

まあまあ!

それでも僕は彼女には特別な思い入れがある。

な~んでかっ?(境すすむかっ!)

それは忘れもしない高校1年生の時の体育祭!

数あるプログラムの中でも最も盛り上がるクラス対抗仮装行列!

当時のドラマで最高に近い視聴率を誇った「愛と誠」。

1年4組だった僕はその主役にナント抜擢されたのだ。

当時から既に180センチ近い身長に長髪を風になびかせていた(気持ち悪っ!て思った人もいるでしょう)

ビジュアル的にも主人公の西條秀樹役は僕しかいないだろう・・とほくそ笑んでいた。

ところが・・・

抜擢されたのは「誠」じゃなく「愛」のほうだった。

そりゃ男が男の役をしても仮装にもなんにもなりゃしない。

割と大柄だった「中神」さんの制服を着せられ

しかも当時女子の制服のスカートは足首近くまである長い丈だったので

僕が履いても違和感は全くなかった。と ひとり思う。

クラスを仕切っていた女子数人にいたぶられるようにメイクをされ

逆に「誠」役になった女子と並んでグランドを歩いてる時は

恥ずかしさとともに異様な高揚感を味わったことを今でも鮮明に覚えている。

そんな僕の青春の1ページに「早乙女 愛」は深く関わっていたのだ。

あなたになったことのある同級生として心よりご冥福を祈ります!

  


Posted by 周ちゃん at 11:52Comments(10)