2013年02月23日
職人魂!ほどでもないか・・・
およそ1年前、ホームページ上の問合せフォームに
「古いランドセルでも修理してくれますか?」とメールが届いていたことがあった。
僕はただちに「現物を見ないと判断できません。」と返信している。
先日、その人が問題のランドセルを背負った子供とともに来店された。
八方手を尽くしたが請け負ってくれるところがなかったのだろう。
確かにそのランドセルの肩ベルトは今にも切れそうで
腰ベルトのバックルは用をなしていない。

そして一番の問題は最近のランドセルに比べ大きさも
背カンの構造も違うのだ。
う~む、これではなかなか修理も難しい。
でも、この母子の寂しげな瞳を見ると何とかしてあげなければと思うではないか。
いくつかあるランドセルメーカーのなかから
唯一背カンの構造が合致するベルトを探し出し
腰ベルトとともに取り寄せ
特殊な工具を駆使してなんとかかんとか交換した。

これでこの子も卒業まで使ってくれるだろう。
この古いランドセルを背負い続ける理由など窺い知ることもないが
母子のうれしそうな瞳を見て
僕は充実感にも似た安堵の息をふうっと吐き出したのだ。
「古いランドセルでも修理してくれますか?」とメールが届いていたことがあった。
僕はただちに「現物を見ないと判断できません。」と返信している。
先日、その人が問題のランドセルを背負った子供とともに来店された。
八方手を尽くしたが請け負ってくれるところがなかったのだろう。
確かにそのランドセルの肩ベルトは今にも切れそうで
腰ベルトのバックルは用をなしていない。
そして一番の問題は最近のランドセルに比べ大きさも
背カンの構造も違うのだ。
う~む、これではなかなか修理も難しい。
でも、この母子の寂しげな瞳を見ると何とかしてあげなければと思うではないか。
いくつかあるランドセルメーカーのなかから
唯一背カンの構造が合致するベルトを探し出し
腰ベルトとともに取り寄せ
特殊な工具を駆使してなんとかかんとか交換した。
これでこの子も卒業まで使ってくれるだろう。
この古いランドセルを背負い続ける理由など窺い知ることもないが
母子のうれしそうな瞳を見て
僕は充実感にも似た安堵の息をふうっと吐き出したのだ。
Posted by 周ちゃん at 17:27│Comments(0)