2013年02月14日

'OHANA CAFE!

その店のたたずまいからは

もうあの「さくら家」の面影を探し出すことは難しかった。

唯一、「さくら家」の”看板”だった

桜の木の一枚板で作ったカウンターの一部が

文字通りその店の看板になっていた。



2001年6月27日、わりと親しい友人夫婦が

残りの人生を懸ける くらいの気持で始めた酒場「さくら家」

何度か飲みに行き、何度かランチに行った僕の胸に

「さくら家」にまつわる思い出がよみがえる。

酔って投げたグラスが割れるようなケンカをしたり

酔った女性客に口説かれたり

えっ!?ホントは口説いたんでしょ!

と思われた方もお見えでしょう(>_<)


そんな「さくら家」も

病に倒れたご主人の闘病生活の始まりとともにお休みになった。

そして2012年4月5日 ご主人の逝去とともに「さくら家」は看板を下ろしたのだ。

長女のお腹には初めてのお孫さんになるべく子供が宿っていた。

おじいちゃんになり損ねた彼は

おとうさんのままでいられることを天国で喜んでいるだろう。


あれから10カ月、奥さんと長女は頑張った!

ケナゲに頑張ったのだ。


彼の意志を継ぎ、喫茶店として新しくお店をオープンさせたのだ。

昨日その「'OHANA CAFE」に行って来た。

'OHANA とはハワイの言葉で”家族”と言う意味らしい。

きれいでイゴコチの優しい空間だった。

コーヒーの味がジーンと心に染みたのは

カウンターの向こうに見える奥さんと娘さんの素敵な笑顔と

空の向こうに見えるご主人のあの人懐っこい笑顔を思い出したからかもしれない。


もう2度とグラスを投げつけたり、女性を口説いたりなんかしない(したことないけど)と心に誓ったのだ。



Posted by 周ちゃん at 18:05│Comments(5)
この記事へのコメント
実家エリア及び地元エリアなので利用させていただきます(^_^)ゞ

さくら家さん、好きだったよ
実家の父がランチ大好きだった

明るいいいお店に生まれ変わったね
Posted by べもんぺんぎん at 2013年02月14日 20:14
文学青年?かばん屋周ちゃん~~~

行って下さったんだ!ありがとうございます!

周ちゃんとことの関係はこうちゃんやべもん様からお聞きしてました。

OPEN出来て、本当によかってですね

お父さんのタバコを吸う写真、

最高に優しい顔のあの写真ならいつも見たい思いです。

ところで

>もう2度とグラスを投げつけたり、女性を口説いたりなんかしない

特に「女性を口説いたりなんかしない」

意味を解説して下さい??? ヽ(^o^)丿
Posted by 「TM親方★STAFF日報」 at 2013年02月15日 07:55
べもん 様☆

関屋からだとちょっ遠くてなかなか行けません(>_<)

夜もやってないし・・ね。

でも応援したいです。




親方様♪

親方との関係も奥さんから聞きましたよ。

妻の方がお二人とはもっと仲良くさせてもらってたんですけどね。


そっちは遠い昔のことで記憶が・・・(*^^)v
Posted by かばん屋周ちゃんかばん屋周ちゃん at 2013年02月15日 14:52
はじめまして。
最近、ちょこちょこOHANAさんに行ってたので、検索したら、ここに辿りつきました。

オープン由来を知りますます行きたくなりました(*^o^*)
仕事から本当に、近いので嬉しいです。
Posted by wish at 2013年06月04日 07:47
はじめまして。
最近、ちょこちょこOHANAさんに行ってたので、検索したら、ここに辿りつきました。

オープン由来を知りますます行きたくなりました(*^o^*)
仕事から本当に、近いので嬉しいです。
Posted by wish at 2013年06月04日 07:47
 
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