2012年09月08日

胸元の大きく開いたワンピースとF1!

ピ~ンポ~ン♪

死角察知センサーは今日も感度バツグンだ。

その内の半分はオバケだが、もちろん生きてる人(笑)もちゃんと察知する。

しかもその人は胸元の大きく開いた花柄のワンピースを着た美女だった。

ぼくは目のやり場にホトホト困りながらも

「いらっしゃいませ!何かお探しですか?」と声掛けをした。

「横型で、少し大き目で、斜めに掛ける事ができて、濡れても大丈夫 なカバンあります?」

ぼくは何点かリストアップし、さらに尋ねた。

「どこかへお出かけですか?」

すると胸元の大きく開いた花柄の・・・繰り返さなくてもいい?はい。

その女性は「鈴鹿サーキットにF1を観に行くんですけど なにか?」

胸元の大きく開いたワンピースとF1!

なにか?とは言わなかったが

花柄ワンピース美女とF1レース観戦がぼくにはどうしても結びつかない。

ジーンズに合うカジュアルなかばんに決めて頂いたが

胸元にいきそうになる視線を必死の思いで宙に漂わせさらに尋ねた。

「F1!ですか?どなたかひいきのレーサーがいらっしゃるんですか?」

「別にそうじゃないけど、日常から離れてみたいのよね!」

確かに日常から離れたい願望は人それぞれあるだろう。

しかし彼女は今年で10年連続観戦だという。

しかもメインスタンドの指定席は70,000円なのだ。

ぼくが日常から離れるといえば、とよがわの周りを歩くことぐらいか・・・

アハハ・・ちっこいなー。

でも人それぞれですから・・・

このかばんが彼女のお役に立つコトを願いながら

店を後にする花柄ワンピースの背中にコウベを垂れるぼくであった。



Posted by 周ちゃん at 16:57│Comments(0)
 
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