2012年07月13日

サヨナラ 父ちゃん!

去る 7月9日 午前3時16分 実家の父が息を引き取った。

享年79。

7月6日深夜、危篤状態に陥ってからわずか3日後だった。

吐血と下血を繰り返し

小さくなった顔は苦しそうに歪んでいたが

「おやじィ お疲れさまでした。

もうどこも痛くないからネ。

もう辛かった透析もしなくていいんだからネ。

天国でユックリ休んでくれよ。

ありがとう 父ちゃん!」

僕の声は聞こえるはずもないが

最期は静かに眠るようにす~っと旅立っていった。

長男なのに実家を出て行く僕におやじは

「自分の人生なんじゃけぇ 好きなように生きんさい。

父ちゃんらぁのことは気にせんでええけぇ のう。」

朦朧とする意識の中でも、僕の手を握り返しながら

「がんばりんさいや!」

吐き出す息に紛れるような小さな声が聞こえる。

どこまでも優しい父に 僕はいったいどれだけの親孝行ができていただろうか。

今になって後悔の念は膨らむばかりだ。

「そげなこと気にせんでもええんじゃけぇ」と言ってくれるだろうか。

どうか天国からそーっと僕たちを見守り続けて下さい。

ありがとう!おやじィ!サヨナラ!父ちゃん!

サヨナラ 父ちゃん!



Posted by 周ちゃん at 14:14│Comments(2)
この記事へのコメント
心よりお悔やみ申し上げます

お父さん、笑ってる周ちゃんが大好きだと思うな
淋しさや悔いなど、いろんな感情がまだ整理出来ないかと思いますが、遺されたご家族が仲良く笑って暮らすことが一番の供養かと 
頑張って!!周ちゃん
Posted by べもんぺんぎん at 2012年07月13日 16:46
べもん様☆
やさしいお心遣いありがとう。
思い出すと涙があふれてくるけど
いつまでも悲しんでばかりいられないからネ。
頑張るよ~!
Posted by かばん屋周ちゃんかばん屋周ちゃん at 2012年07月14日 13:26
 
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