2012年06月26日

親父ィ はよ 元気にならんといけんよ!

僕が拓郎のファンであることの理由のひとつに

彼が広島出身だからってのもある。

もちろん彼の人となりも好きだし

歌詞や楽曲も僕の琴線を震わせてくれるモノも多い。

その中でも「唇をかみしめて」は広島弁で歌う名曲だと思う。

親父ィ はよ 元気にならんといけんよ!

また、僕が重松のファンであることの理由のひとつに

かれが岡山出身だからってのもある。

世代がかぶり、思考も近い。(もちろんデキは彼にかなうすべもないが・・)

数ある小説の中にも

中国地方の瀬戸内を舞台にした物語も多いと思う。

一番好きな作品は「熱球」だ。

親父ィ はよ 元気にならんといけんよ!

故郷と故郷の仲間を想う気持に揺れる主人公の生き様に

これまた僕の琴線はプルプルと震えるのだ。

さらに、僕がビッグコミックオリジナルを毎号購入する理由のひとつに

「看護助手のナナちゃん」が連載されてるってのもある。

親父ィ はよ 元気にならんといけんよ!

察しはついてると思うが

この漫画の作者である 野村 知紗さんも広島出身なのだ。

登場人物はみんな広島弁じゃけぇ。

今日はどうしてこんなにも広島にこだわったのか?

それは僕の親父が広島県呉市の出身だからだ。

そしてその親父は今、病院のベッドの上なのだ。

80歳を目前に親父の体は日に日に衰えてゆく。

拓郎が歌う、重松が語る、そしてナナちゃんが話しかける広島弁が親父と重なる。

浜名病院はすぐそこだ。

明日は見舞いに行くんじゃけぇ のう。



Posted by 周ちゃん at 16:01│Comments(0)
 
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