2011年08月09日

原爆記念日に思う・・・

先日6日の広島に続き、今日9日は長崎原爆記念日だ。

福島の事故の事もあり、今年はいつもより原子力に関心を傾ける人も多いだろう。

今朝の中日新聞社会面1ページを割いて関連記事が掲載されていた。

作家・村上春樹氏のスペイン・カタルーニャ国際賞授与式でのスピーチだ。

原爆記念日に思う・・・

僕はこのスピーチを読んで「う~む!」と頭を抱える事しかできない。

歴史上唯一、核爆弾を投下され一瞬にして20万人超の人命が失われ

しかも生き残った人の多くが

その後の放射能被曝に苦しみながら息絶えているにもかかわらず

日本は世界で3番目に原発の多い国になってしまっているのだ。

「原子力の平和的利用などありえない!」

「核への『ノー』叫び続けるべき!」

「損なわれた倫理と規範の再生は我々全員の使命なのだ!」

スピーチの最後はこう結ばれていた。

「う~む!」

僕は原子力に対しどのように向き合えばいいのだろう・・・

僕は核に対して一体何が出来るのだろう・・・

きっと何もできず、そして向き合う事もしないだろう・・・






Posted by 周ちゃん at 16:16│Comments(3)
この記事へのコメント
こんにちは。

同感です。
日本人は今まで見て見ぬふり、知っているのに知らん顔をしていたんだと思います。

この夏の国をあげての節電への取り組み。
少し肩の荷が降りたような、罪滅ぼしのような・・・?

ワタクシも
そんな日本人のひとりです。
Posted by ぴーちゃん at 2011年08月09日 17:28
こんにちは。

同感です。
日本人は今まで見て見ぬふり、知っているのに知らん顔をしていたんだと思います。

この夏の国をあげての節電への取り組み。
少し肩の荷が降りたような、罪滅ぼしのような・・・?

ワタクシも
そんな日本人のひとりです。
Posted by ぴーちゃん at 2011年08月09日 17:29
ぴーちゃん☆
決して他人事などとは思ってはいないけど
重たい問題だね。
Posted by かばん屋周ちゃんかばん屋周ちゃん at 2011年08月10日 10:58
 
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