2011年01月22日

さよなら 萌ちゃん!

花田にある焼肉屋で働く萌ちゃんは

可愛くて、愛想があって、そして働き者だ。

彼女が運んでくる塩タンは、塩タンだけじゃない

カルビもロースもホルモンも

他の人が運んでくるお肉とは間違いなく味が違う。

美味しいのだ。

石焼ビビンバも彼女が混ぜると

おいしさは格段にアップする。

店の看板娘と言ってもいいだろう。

でもそんな萌ちゃんは今月でその店をやめてしまう。

「お願いだからやめないで!」と

僕がどれだけ懇願しても、彼女の決意は揺るがない。

オーダーの最後に萌ちゃんは

「お茶をいれましょう。熱いですから気を付けて下さいね」

優しく微笑みながら湯呑を僕の前にそっと置くのだ。

湯呑を持った僕は「コッチ!」と叫ぶ。

きょとんとする萌ちゃんの瞳に僕が映るのを見て

「ちがった アッチ!」と僕は叫ぶ。

それでもきょとんとする けがれなき萌ちゃん さようなら!



Posted by 周ちゃん at 16:15│Comments(3)
この記事へのコメント
こうちゃんのお気に入りの子が辞めちゃうんだね~~(泣)
そうだよね、店員さんによって味が気分的に変わるってわかるな~~(^^)
Posted by みっこさんみっこさん at 2011年01月22日 19:23
↑ みっこさん…周ちゃんだに…(笑)

春は出会いと別れの季節でもあるからね
淋しいけど若者の前途を祝いましょう(^-^)b
Posted by べもんぺんぎん at 2011年01月22日 20:43
みっこさん☆

気持ちのいい接客はやっぱり味も変わるような気がするね。


べもんぺんぎんさん☆

萌ちゃんいは幸せになってもらいたい。
親戚のおじさんかっ!(笑)
Posted by かばん屋周ちゃんかばん屋周ちゃん at 2011年01月23日 16:33
 
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